数ある美顔器の種類と特徴を紹介していきましょう。
・ローラータイプ
基本的に電源を必要としないタイプで、自分でローラーをコロコロ動かして使います。
製品の特徴は接触面や形にあり、主に血行を促進する目的でローラー部分に鉱石や磁石などが使われているものが多いです。
手軽なマッサージ機のようなもので、血液や老廃物を流すことで、むくみやくすみの改善を目指します。
使用箇所や頻度制限もないことが多く、毎日手軽に使えるものがほとんどです。
・ブラシタイプ
基本的には洗顔ブラシのジャンルになりますが、電源を必要とするタイプとしないタイプと両方あり、洗顔フォームと一緒に使って洗顔します。
中には電動タイプの先端ブラシをローラーに付け替えて、ローラーマッサージャーとして使えるものもあります。
・スチーマータイプ
電源を必要とするタイプで、エステサロンでよく目にするマシンでしょう。
蒸気を利用して肌表面の緊張をほぐし、毛穴の汚れを取れやすくする美顔器です。
ホームケア用はサロンほどスチーム量がありませんが、スチームで肌をきれいにしたあとに化粧品などを付けると浸透しやすくなるでしょう。
・イオン導入・導出タイプ
電源を必要とする美顔器です。
導入タイプの主な目的は化粧品の浸透性を高めることで、ビタミンC誘導体などの美白成分や保湿成分と一緒に使って効果を発揮するのが一般的です。
導出タイプのほうは、肌の汚れを取り除くための美顔器です。
洗顔やクレンジングで取り除けない細かい汚れをコットンに吸着させて取り除きます。
導出と導入が切り替えられるタイプもあり、最初に導出モードでディープクレンジングを行ったあとに美容成分を導入することで、より高い効果を引き出すことが可能です。
・超音波タイプ
20,000Hz以上の音波を超音波といいますが、美顔器で使われるのは1~9MHzの周波数で、製品は5MHz程度の波長が多いです。
周波数は数値が大きいと肌表面へ、小さいと肌深部へ振動が到達するため、それぞれ目的別に使い分けられています。
電源を使うタイプで、クレンジング効果からリフトアップ効果まで幅広い効果が期待できる反面、使えるのは頬やフェイスラインに限定されやすい特徴があります。
・ラジオ波(RF)タイプ
ラジオ波はRF・サブマイクロ波・高周波などと呼ばれますが、熱を発生させる周波数です。
電源を必要とするタイプで、皮膚の奥で熱を発生させることで熱損傷を与え、線維芽細胞を増やしてハリ感をアップさせます。
・マイクロ・カレントタイプ
電源を必要とし、近年、美容や健康によいと注目されているマイクロ・カレントを使用するタイプです。
マイクロ・カレントは微動電流を意味しますが、極めて弱い電流で刺激は一切感じません。
肌に流すと傷付いた細胞を修復したり、細胞を活性化させたりする効果があります。
ターンオーバーを正常化し、疲れた細胞を活性化させることでたるみを改善する効果が期待できます。
REIGOはこのタイプで、テクノロジーにより顔だけでなく全身のケアを可能としています。
DATE:2020/04/15